ぼくたちに、もうモノは必要ない。
ミニマリスト佐々木典士(ささきふみお)著。
シンプルすぎる部屋の間取り。ビフォアー&アフターの写真、スッキリ過ぎて居心地が悪いのでは?
などと言う感想は一気に吹っ飛び、モノがないことの心地よさをこれでもかと見せられる。
実は、モノを溜め込んでしまうのは「生き方」に問題があると作者は言います。
私たちは、毎日、数千回の細かい選択をして生きています。その選択は何を基準にしているのか?
ほとんどの人が無意識にしていることは「常識」という多数意見の法則に則っている事を知らずにいるのです。
「ミニマリスト」という言葉も知らなかった私ですが、モノがない不便さはある意味便利さを追求するあまり、考える事を無くしかけていた自分に新しい発想を生むチャンスをくれる新しい要因なのでは?と思わずにいられません。
躬恒文庫推薦図書
