世乱れて忠臣を識る
「よみだれてちゅうしんをしる」世の中がが混乱したときに、真の忠義の臣が誰であるかがわかる。という意味。
その昔、真田 信繁(のぶしげ)さんという戦国武将がいました。(※真田幸村)
とっても勇猛な武将でしたので、あの徳川家康さんも真田信繁さんをスカウトしようと声をかけたそうで、
「十万石あげるから、こっちに来なさい」と言われたけど、真田信繁さんは、きっぱりと断りました。
すると、家康さんは更に、「じゃあじゃあ、信濃一国(現在の長野県)を与えるけど、どうよ?」
これに対し真田信繁さんは、
「この信繁、十万石では不忠者にならぬが、一国では不忠者になるとお思いでしょうか?いったん約束を結んだことの責任は重いと存じます。日本国中の半分を賜るとしても、気持ちを変えることはできません」
と言ったそうです。
私は、十万石どころか、チョコレート一つで動いちゃいますよ〜〜。大和魂よ、何処へ?
なんでもないときは、誰が忠臣であるかはなかなか分からないが、世の中(国)が乱れたときは、忠臣(忠実な部下)と逆臣の違いがはっきりする。忠臣は、一生懸命忠を尽くそうとするが、逆臣は不忠を働こうとする。
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